
Flower Aat Award2025
審査員紹介

太田 菜穂子
Naoko Ohta
キュレーター
株式会社クレー・インク 代表取締役 CEO
NPO東京画 代表理事/チーフキュレーター
東京生まれ。早稲田大学文学部・美術史学専攻を卒業。英国、フランス、ドイツでの暮らしを通して体得した経験と美意識を生かし、企業や政府間のさまざまなアートプロジェクトに参画。グローバルレベルのクオリティー・マネージメントで高い評価と信頼を得る。
Flower Art Award審査委員長

野崎 晶弘
Akihiro Nozaki
建築業界を経て花の世界へ。建築の経験を活かしたち密かつダイナミックなデザインを得意とし、大型の作品を数多く生み出している。フラワーアートアワードin Tokyo Midtown 2010年、2011年、2014年チャンピオン。フランス「アート・フローラル国際コンクール」 2010年・2014年世界グランプリ受賞。ラトビア「ヴェンツピルス フラワーカーペットコンクール」2015年・2016年の2年連続グランプリ受賞など、フラワーデザイナーとして世界的な評価を獲得している。

山本 裕美子
Yumiko Yamamoto
ディオール(化粧品)、ランバン(ファッション)、エールフランス航空の広報を歴任。エールフランス航空ではフランスの文化、芸術全般のイベント協賛に関わる。フランス文化、アート全般に造詣が深い。現在はエラン・コミュニケーションズ代表として仏語通訳、翻訳の他、様々なPR活動やフランス文化の紹介に携わっている。

深澤 隆行
Takayuki Fukazawa
アパレル業界を経ていけばなの道にはいる。 花に限らず水、石、土など自然のモノ全てを活かす作風に特徴があり、アジア、アフリカの文化に大きな影響を受ける。 現在はいけばなパフォーマンス集団「座・草月」を率いるリーダーとしても活躍。受賞歴 2007年 フラワーモード大賞(現在のフラワーアートアワード)グランプリ受賞。 2007年 フランス「アート・フローラル国際コンクール」に日本代表として出場。第94回草月展 新人賞 第100回草月展 最優秀作品賞「花讃歌賞」

曽我部翔
Syo Sogabe
2012年「Rock'n'Rose」として独立、屋号は継続しつつ2017年BOLERO株式会社設立。
少数精鋭のフローリストチームを率いる代表を務める。
「世界らん展」など国内のイベントや海外でのEXPO、G7サミットでのステージパフォーマンスへの出演、NHK「あさイチ」「趣味の園芸」などメディア出演。植物に人が関わる事で生まれる表現の可能性を追求するべく、作品制作、ライブパフォーマンス、ミュージシャンや異業種アーティストとのコラボレーションワークなどを展開している。
MERIDIEN CUP(今のFlower Art Award)グランプリ受賞、フランス「アートフローラル国際コンクール」日本代表として出場。
「花いけバトル」2015年年間王者獲得、「花いけバトル」inオランダ、inパリで優勝。
日本を拠点に、パリ、韓国、上海での個展開催。2025年にはロンドンでの個展を予定している。

Hans DAMEN
ハンス・ダーメン
オランダ生まれ。マスターフローリスト(オランダ最上位のフローリスト国家資格)を取得。欧米各国で活躍後、東京De Master Flower School講師を経て、94年より長年ゴトウフローリスト(東京六本木)のチーフデザイナーを務める。日本で活躍するトップデザイナーのひとり。国内外の多くの企業やブランドからの依頼をうけ贈答用のアレンジメントや店内装飾、大規模なパーティー装飾、都内の大使館のパーティー装飾まで様々なイメージを形にする。また、商品パッケージやカタログのデザインも多数。

相川 智英
Tomohide Aikawa
美術雑誌「アートトップ」、「墨」副編集長を経て、1984年に独立。日本版「GEO(ゲオ)」編集長を務めた後、さまざまな雑誌、ムックの編集制作に携わる。現在、「ユネスコ世界遺産年報」(日本ユネスコ協会連盟)の編集チーフ、ウェブマガジン「SUMAU(住まう)」編集長。建築、デザイン、インテリアなど、幅広くアート関連の執筆も行う。

ハヤマ カオリ
Kaoi Hayama
東京藝術大学大学院・美術研究科建築修了。視覚空間アーティスト・一級建築士・煎茶道黄檗賣茶流教授。深谷市役所新庁舎有識者会議委員、ジャパンバードハウスコンテスト審査委員長、深谷ベースの企画・設計など、まちづくりや環境設計に携わり、住宅・ショップ・カフェ・クリニック・保育園などの建築を設計している。また、宮城県感覚ミュージアム、中国上海ショールームの常設展示のほか、BankART1929Yokohama、青山スパイラル、豊橋駅などで企画展示し、空間アートの制作もしている。

塩出 麻美
Asami Shiode
画家
「リンゴの絵ではなくリンゴそのものを描く」にはどうすればいいかについて研究。細部一点を切り捨てず全体像を認識し、他者への深い理解を目指す。
主な個展として、2016 phase transition - existence of on and off /Zainul Gallery-1(バングラデシュ)、
2017 シオデノミ4/Gallery b. Tokyo(東京)、2024横り/SOMGALLERY(東京)、2024
Apple /芸大アートプラザ(東京)他、アートフェア等

名取 響海乃助
kyonosuke Natori
京都市在住、自動車イベントやファッションショーで活躍される写真家であり映像制作・Web制作プランナー。いくつかのファッションデザイナー等のウェブ等の企画等も手掛ける。学生時代にドイツ・パリにて写真や現代美術・音楽を学ぶ。映画映像専門学校の運営、京都市内のFMラジオ局のディレクターなどを経てWeb・広告プランナーとして独立・今に至る。花の分野では「パリスタイルパーフェクトレッスン」映像企画編集を担当。

平野 有
Yutaka Hirano
イベントプロデューサー。出版社勤務の後、1999年PLAINS INC.を設立。2000年Flower Art Awardの前身となるMERIDIEN CUPの開催に始まり22年以上日本のアーティストと国際舞台を繋ぐ活動を展開。国内外でフラワーアートをテーマとする様々なプロジェクトを手掛ける。2021年フランス、アンクラジュマン・ピュブリック(社会功労奨励勲章)グランオフィシェ2等受勲。2022年ルネサンス・フランセーズ栄誉賞 フランス文化普及書銀賞受賞。Flower Art Award実行委員会委員長。
Flower Aat Award2025
海外審査員紹介

Florence CORNET
フローランス・コルネ
高校卒業後、米国文学に専念。米国・イギリスに留学し、英語教師を目指す。26歳フラワーアートに興味をもちアート・フローラルの講師になることを決心。
パリの生花店に5年間務の後、ピヴェルディエールにてBP資格取得後講師の職を得る。以後ピヴェルディエール中心的講師として活躍。2018年に1年半ピヴェルディ・マカオで生徒を養成、マイケル・パットの店を手伝う。帰国後は、フランス人プロフローリストのブラッシュ・アップコースの指導に専念。また各国のフランチャイズ校で外国人学生の養成にも携わる。

Isabelle BRETHOME
イサベル・ブルトメ
アート・フローラル部門MOF(フランス国家最優秀職人章)メートル・アルティザン・フローリスト
花のブティック経営者
サーブル・ドロンヌ市に2店舗ピヴェルディ校及びピヴェルディエール校の国際講師フラワー・デザイナー
ピヴェルディ校及びピヴェルディエール校役員
フランス・フローリスト連盟事務局構成員

Pascal PHANER
パスカル・ファネール
1982年に見習い修行を始めて以来、製作・創作するもの全てが「植物」にまつわる。そして今でも修行を欠かさない(ブラッシュアップし続けている)。最初は園芸コースに入門し、その後アート・フローラルに転向。フランスのみならず海外でもデモンストレーションの実演経験あり。ブティック勤め・花卸業者での経験、見習い養成所で講師を務めるほかDVD製作、本出版、諸雑誌向けに記事貢献など、これまでの経験は多岐に渡る。
1999年:トロフェ・プレスティージュ・オルティフロール(パリ)で金メダル受賞
2007年:故郷リヨンにて第23回大会アート・フローラルMOF(フランス最優秀職人)資格取得