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2026. 3.13FRI — 3.29 SUN

新時代を開く80名を超える
フラワーアーティストが作品発表!

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2026. 3.13FRI — 3.29 SUN

新時代を開く80名を超える
フラワーアーティストが作品発表!

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新時代を開く80名を超える
フラワーアーティストが作品発表!

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新時代を開く80名を超える
フラワーアーティストが作品発表!

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新時代を開く80名を超える
フラワーアーティストが作品発表!

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新時代を開く80名を超える
フラワーアーティストが作品発表!

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新時代を開く80名を超える
フラワーアーティストが作品発表!

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2026. 3.13FRI — 3.29 SUN

新時代を開く80名を超える
フラワーアーティストが作品発表!

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2026. 3.13FRI — 3.29 SUN

新時代を開く80名を超える
フラワーアーティストが作品発表!

「街」を活けるアワード2026
出展作品公開

「街」を活けるアワードは、デザインやアートへの関心を喚起し、知的創造力を育む街・東京ミッドタウンを舞台に開催されるフラワーアートコンペティションです。気鋭のフラワーアーティストたちが集い、花による大型のパブリックアート作品を披露します。
本大会は、フランスのバラ生産地ドゥエ・アン・アンジュで毎年開催され、世界12カ国の代表チームが集う国際大会 CONCOURS INTERNATIONAL D’ART FLORAL DE DOUE EN ANJOU(アート・フローラル国際コンクール) の日本代表選考会として実施されます。
ジャンルや流派の枠を越え、世界の舞台へ挑戦する新たな才能。東京ミッドタウンのパブリックスペースに広がる、熱量あふれるフラワーアートの数々との出会いをお楽しみください。春の訪れとともに、若きフラワーアーティストの才能が開花する瞬間をぜひご体感ください。

今年のテーマは

「MUSIC FOR ROSES(薔薇が奏でる讃歌)」

「街」を活けるアワード2026
出展作品

01

風花(かざはな)〜二つの鼓動〜​

|Kazahana~Resonance of Two Hearts~

六本木で奏でる和洋の二面性を表現しました。表は和をイメージした竹と木で象った琴の13弦に、ピンクのバラで音階のグラデーションを表現。コーポレートカラーのresonance colorを配し、来場者の感性に深く共鳴する色彩を追求しました。裏面は洋を表した鍵盤と白バラでピアノのモノトーンを構築。松・竹・バラの香りで五感を刺激し、国際都市に響く和洋融合の重層的な美を体現します。

Duality in Roppongi. Front: "East," 13 koto strings with pink rose gradients and "resonance color." Back: "West," a piano world of bamboo keys and white roses. Scents of pine and rose embody harmony.

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Lab. by T&G

全国70会場で年間2万組の婚礼を手掛ける株式会社テイクアンドギヴ・ニーズにて、ブライダル事業に所属せず装飾に特化した部署であるLab.。社内装飾、撮影装飾、イベント装飾など、装飾全般の企画・制作を手掛ける。ブライダルの枠を超え、シーンや目的に応じた表現で空間に新たな価値を生み出している。

イメージした音楽|風舞い花 (琴:丸田美紀 ピアノ:磯村由紀子)

審査委員長|太田 菜穂子

丁寧に、緻密に設計されたアレンジ、作品の前でしばし見入る時間を過ごしました。選曲と作品が見事に連動し、作家の意図が伝わってきました。

相川 智英

13弦琴とピアノの和と洋の流れるような美しいモチーフ曲を見事に表現した作品である。松、竹、バラという和洋の素材を巧みに配して、ピュアな表現として成立している。スパイラル状の竹の曲線とまっすぐに伸びた垂直の青竹のバランスもよく、圧倒的な存在感を放っている。底部分も丁寧に仕上げており、作品全体で和洋が融合した力強さと美しさを感じた。六本木という都市と共鳴した繊細な表情のある力作である。

ハヤマカオリ

「薔薇が奏でる讃歌」というテーマが、一番すっと自然に入ってきました。

イメージされた音楽を聴きながら見ると、琴の音が始まったところから、13弦に配された薔薇がまず動き出し、花が一つ一つの音になって風と共に優しくふわりと舞い上がり、くるくると舞っていくのがイメージでき、感動します。この曲のためにある花、この花のためにある曲、と呼応しているように感じます。薔薇が奏でる琴とピアノ、和と洋が織り重なって美しい。曲の表現をここまで具現化できる力が見事です。

審査委員コメント

02

HAKUDOU-白道-

|HAKUDOU–The White Path

白道とは、月の運動によって生まれるわずかなズレや揺らぎを抱えながらも、確かに存在する軌跡である。ドビュッシー《月の光》の不安定で静かな音の流れに着想を得て、見えない揺れを重ねながら立ち上がる「今」という選択の重みを、壊れそうで確かな白の道として空間に表現する。

Hakudou is a trajectory that quietly exists while holding subtle shifts and fluctuations born from the movement of the moon. Inspired by the unstable yet serene flow of sound in Clair de Lune by Claude Debussy, this work expresses the weight of the present choice—emerging through layered, invisible tremors—as a fragile yet undeniable white path within space.

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廣瀨 亜紀

花や自然素材を用いた空間表現を行う場に生じる配置や構造時間による変化を通して空間そのものの在り方を提示する花の制作現場での経験を基盤にウェディング装花/店舗/ホテルのディスプレイ/インスタレーション制作などを手がける

イメージした音楽|月の光(Clair de lune) (クロード・ドビュッシー)

審査委員長|太田 菜穂子

意欲的なプランをあの空間、限られた時間内での作業も含め、決行した勇気と決断力に敬意を表します。作品が仕上がった瞬間に立ち会うことで出来、朝の光の中で輝きを放つ白い薔薇たちの美しさは圧巻でした。

相川 智英

白いバラを基調とした色使いは、ドビュッシーの名曲にふさわしい、満月の夜のような静寂な空間を彷彿させてくれる。まさに月の光の輝きを感じながら、花とのコミュニケーションをつくり出すことに成功している。個々の花で繊細な表情を美しく表現しているが、全体ではダイナミックな力強さを感じた。パブリックな都市空間に「月の光」を見事に創り出した秀作である。

ベア・ベロイ

圧倒的な構造で、作品のフォルムもフラワーエレメンツの配置の仕方も素晴らしいと思います。

審査委員コメント

03

薔薇が刻む光陰

|Time Etched by Roses

本作は花の形を写すのではなく、薔薇が内包する⽣命の⼒を主題とする。直線素材を反復・配列し、⾓度の変化によって流動的な曲⾯を形成した構造は、過酷な環境の中でも外へ、上へと伸びる成⻑を象徴する。秩序ある直線は克制と強靭さを⽰し、曲⾯の展開は時間の中で咲く薔薇の姿を思わせる。光や視点の変化により、多層的な表情が⽴ち現れる。

This work shows the rose’s inner vitality, not its form. Lines and shifting angles create curves of upward growth. Light and views reveal layered images and energy.

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呉 暁春|秦 凡雯|汪 洋|于 明洋

草⽉流暁春教室

草月流暁春教室を基盤とするアーティスト・コレクティブ。

いけばな、空間構成、絵画表現を横断し、植物素材と造形思考を通して生命性と空間表現の関係性を探求する。

中日文化交流を視野に、当代的花道表現の新たな可能性を提示している。

イメージした音楽|「async」andata (坂本 龍一)

審査委員長|太田 菜穂子

気持ち良いほど明快に作品の主題『天衣無縫』を語りかける花材の選択、構造、記憶に残る薔薇の赤、霞草の白、そして竹、ライティングでの演出が出来れば、作家が狙ったシャープな構造がさらに際立ったかと。パブリックスペースの中で凛と佇む姿はには作家の皆さまの花に寄せる想いを感じました。

アレックス・セグラ

素晴らしい構造と動きとディテールに富んだフラワーワークが組み合わされている

平野 有

薔薇を堂々と主役に据え、構造とのコントラストで魅力をさらに際立たせた秀作。

テーマ解釈と現状へのポジティブなメッセージも明快で、発想力が光る。

審査委員コメント

04

再生の核 - 運命はここで脈打つ

|The Core of Rebirth - Fate Symphony Pulsates Here

ベートーヴェン≪運命≫の「運命が扉を叩く」という動機を、

再生の合図として解釈・表現。

人々は無意識に自分の運命(時間・役割・社会)に追われながら時を過ごしている。

人が絶えず行き交う東京ミッドタウンに、

反復する四音動機に絡め取られながらも消えない「生」を生けた。

都市のリズムの中で何度挫けようとも、なお脈打ち再生しようとする意思。

都市に預けていた「心の主導権」を取り戻す為に...。

I expressed the motif of “fate knocking at the door” from Beethoven's Symphony No. 5 as a signal for rebirth.At Tokyo Midtown, pulsating “life” emerges, intertwined with the repeating four-note motif

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大塚理航

華道家 / 古流かたばみ会 副家元

YouTubeやInstagramを活用し、生け花の魅力や可能性を追求・発信する、新しい時代を担う華道家。作風はインスタレーションアートから日常花まで多岐に渡る。全日本いけばなコンクールでは最優秀新人賞や文部科学大臣賞、農林水産局長賞など6度受賞。総フォロワー15万人、メディア出演多数。

イメージした音楽|運命 (ベートーヴェン交響曲第5番)

審査委員長|太田 菜穂子

ミッドタウンの空間との調和と色彩のセンスが際立つ作品。柔らか第一印象にもかかわらず、強靭な意志を感じる。独特の気品、伝統が継承してきた薔薇を扱う技が随所に散りばめられ、どの角度から見ても破綻のない表現、その細部に込められた花たちが奏でる調和は素晴らしい。

山本 裕美子

脈打つような心臓を思わせる薔薇と蔓の組み合わせの構成と土台部分の花びらの使い方、全方向で見ごたえのある作品でした。五番のドラマティックな響きとマッチしています。

イザベル・ブルトメ

情感溢れる作品。構造が非常に美しい。ビデオでも写真でも完全に一目惚れ。本当に素晴らしい作品。

審査委員コメント

05

間に、薔薇

|Between the Notes, a Rose

音楽が音と音の「間」によって成立するように、花もまた時間の隙間に咲く存在である。砂利に堆積した過去、苔梅と苔が支える持続する時間、その上に立ち上がる薔薇という刹那。本作は、音楽のように流れる時間の中で、花が現れる瞬間を空間として可視化したものである。

Music is shaped by the silence between notes.In the same way, this work expresses time through gravel, moss, and branches, where a rose appears as a fleeting moment between past and present.

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久保島 一裕

草月流いけばな作家。自然素材と構造を用い、時間や空間の関係性を探る作品を制作。

帝国華道院主催「いけばな大賞2024」にて文部科学大臣賞を受賞。

イメージした音楽|The Rose (Bette Midler)

審査委員長|太田 菜穂子

足元の黒の玉石からスクッと立ち上がる蝋梅、その足元に傅く赤い薔薇、永い時間はその空間に凝縮しており、素晴らしい完成度でした。「鑑賞者」との深い対話を求める凛としたその姿に、日本という国が継承してきた美意識を感じました。

曽我部 翔

見えている部分が全て植物素材であるという潔さが好きです。尚且つ仕事がとても丁寧で美しい。

ハヤマカオリ

まず美しい。じっと見ていたい。細部まで丁寧でとても綺麗です。無理な構造体がなく、一つの作品として完成度がとても高いです。空間の余白の美も静寂と緊張感があり、光と影にも目を奪われます。

黒玉石に落ちる影が黒の中に闇を見て、谷崎潤一郎の陰翳礼讃を思い起こさせます。日本の計算された、自然の美しさのある中で、間に、薔薇。日本の美に赤い薔薇がこんなにも自然に溶け込んでいる。

造形の核に、流れるような薔薇が魂となって、薔薇の美しさと強さを再認識しました。

審査委員コメント

06

天衣無縫-個性を纏い咲く

|Bloom with individuality

自然体で無垢でありながら、揺るぎない意志。このコンセプトは、 モチーフ曲 This Is Me のメッセージと共鳴する。「私は私であることを恐れない」 その宣言は、静かに、しかし確かに世界を変えていく。個性は、隠すものではない。それは纏うもの。 そして、咲かせるもの。この作品を通して、1人でも多くの方に個性を表現する楽しさを感じて頂きたいと思います。

"I am not afraid to be me" The declaration quietly, but certainly changes the world.Individuality is not something to hide.It's something to wrap. And something that makes it bloom.

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ému flower

株式会社YUTAKA FLOWERの運営するémuflowerが2025年9月自由が丘にオープン。ただ美しいだけではない、“心を揺さぶる花”を束ねる花屋です。一輪の余韻、一束の物語。その瞬間にしか咲かない感情を、花に託して届けます。大型装飾、ブライダル装花、店頭販売多岐に渡り活動中。

イメージした音楽|This is Me (キアラ・セトル)

審査委員長|太田 菜穂子

地中から湧き出るエネルギーが炸裂したような作品、美術史の系譜でも高い評価を得るフォービズムをFAAに持ち込んだ革新性に拍手です。今後の発展に求められるものがあるとしたら、遠くで見た印象が、近づくことで変化する、緻密なデザインプランかと。

ハヤマカオリ

様々なたくさんの個性ある花を、美しく、力強く纏っています。

「私は私であることを恐れない」

この作品を見た方たちが、自分の個性を大切にして纏い、美しく咲き誇ることができたら、

アーティストのメッセージが素晴らしい人生の一助となる、素敵な作品です。

塩出麻美

天衣無縫というテーマが植物と響き合って素敵です。

審査委員コメント

07

重なりゆく瞬き

|~into one~​

一瞬ごとに移ろう光は、空間にわずかな揺らぎを生みその重なりが時間の層として立ち現れる。​​変化の中に生まれる影や屈折の余白は、視線をとどめ日常の速度から心を静かに切り離していく。​​​敷き詰められた薔薇の層は、現代の日常に折り重なる多様な時間や感情を映し出し触れる角度によって表情を変える。​​同じ姿で再び現れることのない薔薇の重なりは、消えゆく瞬間を抱えながら、空間に深い余韻を刻んでいく。​​

Shifting light creates gentle movement in space, forming layers of time. Shadows and refractions pause the gaze. Layered roses change with each angle, never repeating, and leave a quiet afterglow.

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株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ

2022年に同社へ入社した4名のフローリスト。ブライダル装花の経験を基盤に、​それぞれの感性を融合させながら、花を通して人の記憶や感情に寄り添う空間表現を追求している。​

イメージした音楽|Evening Sky (Austin Farwell)

審査委員長|太田 菜穂子

デリケートな色の諧調で展開する薔薇、グスタフ・マーラーの言葉を想い出しながら、作品の周りを歩きました。"我々現代人は、我々の大小の思想を表現するためには大きな手段を必要とする。

第一に我々は誤解されるのを避けるために、虹の彩色をさまざまのパレットの上に分ける必要がある。第二に我々の眼はますます多くの色を見、ますます繊細な変化を見ることを習得している。"

見る方々に訴えかける要素を備えている作品でした。加賀友禅のような典雅な色合いが欧米的な構造物で現れる。

山本 裕美子

素晴らしい色彩の薔薇のハーモニー、こぼれるような形態が見事です。様々なマテリアルが作品に流れるような動きを生み出しています。

イザベル・ブルトメ

花のアレンジが素晴らしい。ベース部分のボリューム感が良い。色彩の繊細さも最高。情感溢れる作品

審査委員コメント

08

私たちの上には空だけ

|Only sky

「想像してごらん」と、かつてジョン・レノンは、平和への願いを歌にしました。今なお続く戦争、差別、格差。そのようなニュースを眼にする度に遠くにいる誰かのさけびが聞こえてくるようで胸を痛めます。それらが、まるで雲の様に白く空へ飛び立つように、国境なき空への憧れを花に込めました。そして世界がひとつとして生きる事を願って。

Imagine, John Lennon sang of peace.Each time I see news of war, I feel I hear someone crying. I have poured my longing for a borderless sky into the flowers, hoping those sorrows rise into the sky.

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HALE

秋山美晴|三宅倩|小野こはる

2024年 Flower Art Award 2024 in TOKYO MIDTOWN 「街を活けるアワード」にて「優秀作品賞」受賞

今回は、主宰する教場よりグループにて参加

イメージした音楽|イマジン (ジョン・レノン)

審査委員長|太田 菜穂子

時代を見据えたインパクトのある作品、作家たちの時代への危機感を見事に作品化した行動と素材の選びや構成力に、魂が揺さぶられました。不安定で脆弱な枠組みの中で、燃え滓を生かした新聞の造花の中での、白い薔薇が弱々しく、しかも健気に同居する姿に、世界情勢の緊迫感と既存メディアでは力を持った新聞の弱体化が重なりました。人間の弱さを表現するために、どのような手法があるのか?

実験的な作品を堂々と制作した皆様に敬意を表します。

ハンス・ダーメン

この作品の背景にあるストーリーはとても心温まるもので、音楽の選択もさらに素晴らしいです。

相川智英

明るく伸びやかに無限に広がる大空のように、開放感のある大変美しい作品である。なるほど、ジョンレノンの「イマジン」をイメージ曲にしただけあって、平和の願いを込めて白い雲と青い空が広がり、紛争と差別のない憧憬を花から感じ取ることができた。繊細ながらも力強く大空に向かって羽ばたいていくエネルギーが込められ、ポジティブな世界観が作品に強度を与えている。

審査委員コメント

09

Hymne à l’Amour

壊れた地球さえも癒す、すべてを超越する偉大な愛。『Hymne à l’Amour 愛の讃歌』の歌詞や旋律に表現された無償で揺るぎない愛から着想を得て、500本のバラ・イブピアッチェが分断に揺れる地球を包み込む。本作は、世界のあらゆる隔たりを超えて再生へと昇華される愛の力を可視化する試みであり、都市空間に崇高な美を生み出すことで、愛という普遍概念の真価を提示する。

A transcendent love heals a broken Earth. Inspired by “Hymne àl’amour,” 500 Yves Piaget roses surround a cracked planet, symbolizing love’s power to overcome division and renew the world.

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Embellish Inc.

「Creating a Brilliant Future With Flower.(花で美しく輝かしい未来を創造する)」を企業理念に掲げ、花で世界を繋ぐフラワーデザインカンパニーです。花による可能性を追求するとともに、日本から世界へ挑戦しています。花の力で人と空間、そして未来を美しく結びます。

イメージした音楽|イマジン (ジョン・レノン)

審査委員長|太田 菜穂子

360度、見どころ満載の作品でした。美しい構造と万全の手当てがされた薔薇たちの競演、パブリックアートとして見事にミッドタウンを彩っていました。BRAVOです。吹き抜け空間、ギャラリアの2階空間で、天井から降り注ぐ自然光を取り込み、3階からの景色も見たくさせる構造デザインは、確実に来館者を誘っていました。着実に進化と進歩が読み取れました。

塩出麻美

見えている部分が全とても気持ちのいい作品、という印象です。「上から見るのが一番好き」そういう空間を巻き込んで観客の方を動かす力を持っており、パブリックアートとして花開いている気がします。て植物素材であるという潔さが好きです。尚且つ仕事がとても丁寧で美しい。

曽我部 翔

シンプルで明快なコンセプトとそれを伝えるインパクトのあるデザイン。フレームの強さが目立つがそれに勝るバラの美しさです。本来強い品種ではないイヴピアジェを非常に美しい状態で使用したいところが素晴らしい。

審査委員コメント

10

北の春

|North Spring

インスピレーション曲の“津軽じょんがら(吉田弟)”の世界を表現するため、青森ねぶたの作る工程を参考に木と和紙を中心に構造を制作しています。キューブのテザインは三味線の胴(どう)の部分に見立て、水引きもあしらい三味線の線を表現しました。三味線から奏でられる音の深さはキューブの積み重ねで表し、花は北国の厳しい冬から春に向かう喜びを表現しました。

Inspired by “Tsugaru Jongara” (Yoshida Brothers), the structure reflects the Nebuta process, while flowers express the joy of northern spring.

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株式会社空間スタイリング社

二本柳志津香|塚越真澄|堀ノ内皐月|門伝 武広

イベント空間施工・VMD・CMなどのプロップを軸に、ホテル、展示会、広告、店舗まで年間90案件超を手がけるスタイリスト&デコレーションエージェンシー。スタイリストやディスプレイ施工業務以外に近年は装花にも力を入れ、自由が丘に店舗・深沢にアトリエスタジオを構える。

イメージした音楽|津軽じょんがら節 (吉田兄弟)

審査委員長|太田 菜穂子

枠組みの格子の抜け感、和紙の貼り込みなど、「和」の風情と、清浄の価値観を印象づけ、選ばれた楽曲とも整合性を読み取れ、全作品の中でもオリジナルな存在感を放っていました。

相川智英

青森ねぶたを作る工程を参考にして木と和紙を中心に構造を制作したという。それだけイメージ曲「津軽じょんがら節」の世界を具体的に表現して、まっすぐに突き付けてくるパワーに圧倒された。無数のキューブ状の木組みに配された花は、津軽の厳しい冬を乗り越えて春の喜びを感じる躍動感にあふれている。空間全体がひとつのインスタレーションに仕上がり、それぞれが独立しているようで、実はつながっている。津軽の風土や文化を造形技術と素材感で表していく緊密性に魅力を感じた。

ベア・ベロイ

作品の構造とフラワーエレメンツの組み合わせが完璧で、素材とテクニックの選択もきわめて適正、申し分ない仕上がり。

審査委員コメント

11

譚詩曲

|ballade

バラード、とはショパンがピアノ作品に初めて用いた名称。それは詩であり感情の表現であり聞き手の想像を巻き込んで昇華する。この曲はワルシャワからパリへと亡命した彼が、孤独と絶望の中で自分の音楽だけを信じて手掛けたものだ。強く悲壮感に溢れる第一主題と穏やかで美しい第二主題が交互に現れ、悲しみや苦しみと共にあるからこそ際立つ美しい音楽が表現されている。その様を花を通して表現したいと思う。

Frédéric Chopin Ballade no.1 g-moll Op.23A tragic first theme alternates with a calm  second theme, revealing a beauty that exists because it is shaped by sorrow and suffering.I wish to express that.

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ダイガンテフルール

小林祐三子

代官山においてフラワースクール「ダイガンテフルール」を主催。華道家の祖母、書道家の母のもと、幼少期から日本文化に親しみ、着付けの講師、日本華道古流の師範を務める。NFD一級講師、検定審査員。パリスタイルではアラン・シアンフェラーニ氏、アーティフィシャル、プリザーブドでは吉田寿美子氏に師事。

イメージした音楽|Frédéric Chopin Ballade no.1 g-moll Op.23

審査委員長|太田 菜穂子

ショパンの憂いとロマンティクな世界観をピンクの薔薇に託されたのは作家の個性を反映されたものと拝察しました。

相川智英

パリのノートルダム大聖堂のように左右対称形に配された構成は、ノートルダムが白い貴婦人(聖母マリアを指す)の意味があるように、ピンクのベールとバラに包まれた静謐な崇高さを感じさせてくれる。ショパンのバラードをイメージしたという作品であるが、その美しい旋律が見事にバラで表現していることに驚かされた。透明感の中に気品があり、作者の精神が新しい視点や発想を生み出す力となっていて秀逸である。

アレックス・セグラ

とてもロマンティックでフローラルな表現で、色使いも美しい。

審査委員コメント

12

翔蒼

|Soaring Blue

本作は流木の持つ荘厳さと静けさを基調に、空間に余白を設け、バラの華やかさを際立たせることで視覚的なリズムが生まれる構成としています。明確な答えはなく、見る人によって受け取り方は違えど皆様の心が休まる時間になれば幸いです。音楽を聴きながらご覧いただければと思います。

This work is based on the majesty of driftwood,and by scattering roses and creating space,and by scattering roses and creating space,it creates a visual rhythm.I hope you enjoy the work while listening to music.

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雅総

華道家/郁生流。いけばなを主軸とした表現を、国内外で行っている。中国・北京、フランス・パリ、モナコなどで開催される文化イベントに参加し、国際文化交流の場において日本文化の発信に携わってきた。伝統的ないけばなの精神を基盤としながら、時代や場に応じたいけばなの在り方に向き合っている。

イメージした音楽|ミュージック(サカナクション)

相川智英

モチーフ曲となったサクションの山口氏は「アイデアはずっとそこからあなたを見ている。それを見つけてあげなくちゃ」と語っているが、作者の見つけたアイデアは流木とバラであった。流木の静けさとバラの華やかさが微妙に混じり合い、そのギャップが塊の中に一体化して鑑賞者の「現在」の前にうずたかく積み重なっている。サカナクションの「ミュージック」のエモーショナルな曲が、見事に作品になったことに気づく。

ハヤマカオリ

全体のバランスがとても素敵です。

色も造形も配置も余白も、とても計算された構成です。

この作品があると空間が締まります。

イメージされた音楽を聴くととても合っていて、

伝統的な美と、スピーカーと、新しさが絶妙でかっこいいです

塩出麻美

曲のセレクトと作品の組み合わせが独特だと感じました。流木の形が美しい作品です。

審査委員コメント

13

ガーデン

|A Garden

ガーデンも街もお互いが育て合い支え合って皆暮らしている。別々の街で暮らし、母と娘として私たちはこの関係をやっと意識するようになった。母のもとを巣立った娘は、新しい街で何を育てるのか。離れていても私たちはまだ育て合えるのか。そして娘は母に何を与えられる?私たちは、共同制作を通して、親娘としての関係、暮らす街との関係を考える。

In a garden and a city, all beings nurture each other.Living apart, we, as a mother and daughter, begun to notice this mutual relationship. How are we affecting and supporting each other in a city?

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朱 蜀娟|邵 晶晶

朱蜀娟|東京在住。「百美蔚生活空間」主宰・フラワーアーティスト。

花と暮らしの関係性を探求し、花を通して人の内面と向き合う作品制作を行っている。

邵晶晶|東京生まれ、東京育ち。現在、Pratt Institute(ニューヨーク)在学中。視覚芸術を中心に、さまざまな素材を用いて制作を行っている。

イメージした音楽|ガーデン(藤井風)

審査委員長|太田 菜穂子

タイトル通り「ガーデン」がミッドタウンに出現しました。ご家族が大切にしている庭、その空間が日々、与えてくれる喜びや気づきが随所に見られ、楽しく拝見しました。

ベア・ベロイ

グリーンに富んだガーデンとしての作品アイデアはとても魅力的。

相川智英

作者の母娘の二人がつくり出した想像上の「ガーデン」である。様々なカラフルなバラが咲き誇り、自然木や緑もある理想の自分たちだけのミニマムな「ガーデン」である。その庭をモチーフ曲である藤井風の「ガーデン」を聞きながら歩くことが叶えられる作品である。母娘の親密な関係性が生み出した究極の自分たちだけの大切な「ガーデン」である。そこには静謐な美しさを超えた次なる世界が表現された秀作である。

審査委員コメント

14

Day1 始まりの瞬間(とき)を積み重ねて

|Day1 - Layering the Moment of Beginning

日々変わるバラと花々の表情、色合い、重なり合うハーモニー。紡がれる一瞬一瞬の音色は、期間で鑑賞することで、やがて一つのメロディとなります。Day 1.その時々が始まりの瞬間(とき)。今ここで出逢う一瞬を積み重ね、開花とともに奏でるハーモニーが、鑑賞者の日常を静かにアートへと変え、私たちの未来を描いていきます。東京ミッドタウンは、街全体がその一瞬を幾層にも重ねていく舞台。

Day 1.Ever-changing roses and flowers create layered harmonies.Each fleeting moment, woven over time, becomes a melody—quietly transforming everyday life into artand shaping a future yet to bloom.

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IN BLOSSOM

長島久美子

一つとして同じものはない草花の個性を捉え、花々が奏でるハーモニーを表現。国内外でのレッスンやワークショップ、番組装花など幅広く活動し、花のある暮らしの豊かさと未来の可能性を伝えている。

Capturing the unique character of each flower,the artist creates harmonious expressions through floral design,sharing the richness of life with flowers and the possibilities of a future yet to bloom.

イメージした音楽|Day1 (HONNE)

審査委員長|太田 菜穂子

インスピレーションを与えた楽曲を聴きながら、作家がどのような想いを託してたのかを考えながら、作品の周囲を何度も何度も回りました。次第に優しさが蘇るような時間、花とは私たちにとって、大切な存在、友人であることを思いました。

相川智英

さまざまなモチーフが重なり合いながらハーモニーとなって、都会空間の一瞬の音色となる様が明快に感じることができる秀作。イメージ曲のメロウな旋律と共鳴しながら、現実のシーンにいくつものレイヤーを重ねて、過去とスピリチャルの世界を重くなり過ぎないように表現することに成功。精神世界の不可視化を上手く表現できている。

平野 有

花への深い愛情が全体から伝わる、情緒豊かな作品。

優しさに満ちた表現が心に響く魅力的な一作。

審査委員コメント

15

旋律が水面に触れた、その瞬間

|Where the Melody Meets the Surface

楽曲「THE FATE OF OPHELIA」にひそむ旋律の揺らぎと、拍がほどけていく瞬間を、花と構造によって空間化した作品である。ミレーが描いた、川の流れに身を委ねるオフィリアの像を起点に、運命という主題を現代へと引き寄せる。都市のリズムを内包する柱の集合と、竹の流線が交差し、薔薇は旋律に呼応して咲く。宙へ舞う花と水面の微かな痕跡。音が消えた後に残る感情の輪郭が、静かに立ち現れる。

This work spatializes the shifting melody and rhythm within THE FATE OF OPHELIA.Inspired by Millais’s Ophelia, it draws fate into the present, leaving emotion after the sound fades.

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鈴江 奈穂子

グローバルな環境での仕事や幼児教育の現場を経て、感性や自己肯定感を育む花の可能性に着目し、2023年よりフラワーアートに取り組む。教育施設での実践を通じ、美しいものに触れる体験を次世代へ手渡すことを制作の原動力とし、表現と教育が出会う場に身を置いている。

イメージした音楽|The Fate of Ophelia(Taylor Swift)

審査委員長|太田 菜穂子

イギリスが誇るラファエロ前派を代表する名作をテイラー・スウィフトの楽曲に重ね合わせてコンテクストを多様な花材と共に限られた空間内に再提示した作品、まさにイングリッシュガーデンの基本姿勢「自然界の秩序を人間の手で、”あるべき自然”として表現する」が貫かれていました。

ハヤマカオリ

絵画的で物語的です。

オフィーリアは、恋人ハムレットに父を殺されて、正気を失い、

川に歌いながら浮かび、溺死する悲劇のヒロイン。

その場面のミレイの絵は有名です。

イメージされた音楽では、あなたがいたからそうならずに済んだ、というような曲です。

この作品では花の力があったから、水の中の悲しみから救い出されて、音楽が消えたところで、水面にすっと花が立ち現れたように見えました。

悲しい物語から救われるような作品に思いました。

山本裕美子

秘密の花園に迷い込んだような、不思議な魅力を持った作品。

審査委員コメント

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